[カーナビ]VICSとプローブ情報

カーナビで渋滞情報を見ることが出来るVICSは、ちょっと詳しい人なら誰でも知っていると思います。
道路上に設置された超音波センサや光ビーコンの情報をもとに、渋滞や区間毎の通過時間を把握して、それをFM電波や光/電波ビーコンを用いてカーナビに表示させるものです。
しかしながら、センサが無いところでは渋滞を把握することが出来ないという弱点があります。
たとえば、名阪国道での緊急工事に伴う車線規制で発生した渋滞。VICSのセンサが設置されていないのか、私のカーナビ(ビーコンも設置済み)では表示することが出来ていません。
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ところが、GoogleMapにはこの渋滞がかなり正確に表現されていました。
GoogleMapより引用
GoogleMapはVICSとは異なり、使用者が送信する位置情報をもとに渋滞を把握しているそうです。
スマートフォンなど、Googleへの位置情報の送信を許可している端末からはGoogleへ端末の位置情報が定期的に送信されます。
その位置情報から、端末の移動速度を計算し、そこから渋滞情報を把握しているようです。
同様の方法を用いた渋滞情報の把握は、ホンダのインターナビ、トヨタのG-Book、carrozzeriaのスマートループでも行われています。

さて、近々車を買い換えようと見込んでいるのですが、搭載するカーナビはプローブ情報へ対応したものにしたいところです。

※ 写真等は完全に停車している時に撮影しました。
※ プローブ情報については下記のサイトを参考にさせていただきました。
標準のマップアプリで「渋滞状況」をチェックする方法。
プローブ交通情報(Wikipedia)